かろうじて…6/28野毛屋

華麗なる13連勤。

久々の休みである日曜日は随分前から雨予報が出ていたが、前日に突如晴れ予報に変わった。

これは釣りの神が私にくれたご褒美かもしれない。


私は最も乗りたい船で最もやりたい釣りをやるべく金沢八景へと向かった。

前日はアタリすらない撃沈に終わったとのことでこの日も乗船7名と少なめ。
中乗りエストシ君(仮名)も竿を出し、片舷4人ずつ総勢8名でやる気のない観音崎真鯛に挑む。

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ご覧のとおり天気も凪も最高。
しかし潮が全く流れず、当然のごとく魚の活性も上がらない。

船長も第三海堡から定番ポイントを一つ一つ丁寧に攻めていく。
大根を攻め、本線航路70mダチのプレノッコミポイントを攻め、更に北上し…。

第三海堡の一部を除きアカクラゲも少なく、ポイントによってはイワシの反応もてんこ盛り。
それでも真鯛の活性はあがらない。

う~ん、打つ手無しか。

敗色濃厚となったがドラマは観音崎沖63mダチを流している時に訪れた。

ラバージグを投入すると着底するまでに勢いよく糸が横に流される。
お!潮が効いてきたんじゃね?

丁寧に底立ちを取り、タッチ&ゴーを心がける。
すると3m巻いたところで
“ゴンッゴンッ!”
“!!!”
“ズドン!”
“キタ━(゚∀゚)━!”

13:20、本日初ヒット!
恐ろしいことに船中初ヒットでもある。
これをバラシでもしたらキャプテンの怒りの集中砲火を浴びることは必至だ。
いや、もしかしたら激しく落胆させて寿命を縮めてしまうかもしれない。
私は慎重かつ繊細なやり取りをした。


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1.1kg、メス。

これがこの日第二忠丸で上がった唯一の生命体であった。

【釣果】
7時15分出船、15時20分沖揚がり
真鯛1枚(1.1kg) 
 
【タックル】
ロッド:ZENITH零式 LIGHT G-TOP L 
リール:DAIWA RYOGA BAY JIGGING C1012PE-HWL
ライン:PE1号、ハリス:フロロ5号
 

【本日の総括】 
厳しい闘いでありました。
潮がもう少し流れたら展開も違ったのかもしれない。

ところで捌くと腹の中からはほぼ手付かずの大量の真子が出てきた。
もうすぐ7月だというのにまだ叩いていないのだ。

この先浅場で盛り上がることがあるかもしれない。



1.1kgメスは獲物としてはやや物足りないけど食べる分には最高。
仕事のピークは超えたので、美味しいサイズと大きいサイズを揃える満足な釣行を目指し、次の潮も頑張りますか!

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