JR有楽町駅の改札を出るとそこはかとなく漂うカレー臭。
それが加齢臭であれば一目散に逃げだすが、カレーの臭いであればついつい引き寄せられてしまう。
気が付けば私はまたしても新角の券売機の前に立っていた。
オーダーは勿論カレーライス。
ライスが見えない全面カレーがけはまるで給食のようなヴィジュアルであり、その
ノスタルジアも新角カレーに妙に私が惹かれてしまう理由のひとつかもしれない。
カレーライスは朝食としていささかヘヴィではあるが、そういえばかの
イチローは一時期毎朝カレーを食べていたという。こういう生活を続けているともしかしたら私もとんでもないところまで到達出来るかもしれない。