祝・開店!…元祖旨辛系タンメン荒木屋

待ち侘びた。
この日を待ち侘びていた。

昨年8/2に何の前触れもなく突如閉店した蒙古タンメン中本蒲田店。

釣りに行かない休みの日の定番ブランチとして、私の心のオアシスのような存在だった。
いや、かつて存在したオアシスという名前のUKのバンドを私は好まないので、ホームグラウンドと言ったほうが良い。

そのホームグラウンド蒲田店の店長であった荒木氏が自らの名前を屋号に冠する店を昨年12月に蒲田の地にオープンさせると高らかに宣言して後、年が明けても2月が過ぎても続報が届かぬまま一向に開店の気配がなく、もしやこれは永遠に開店しないのではないかとヤキモキしていたのだった。

数日前、ネットで遂に4/11(土)に開店が決まったことを知った。

幸か不幸か天気予報は昼まで雨、北風も強く吹き釣り日和とは言えない陽気だ。

私は迷うことなく蒲田を目指した。

開店10分前に店着すると、既に30人程が行列を構成していた。

気も短く、老い先も短い私は原則的に食事をする為に長時間並ぶという愚行にとても耐えられないのであるが、今日という特別な日であればその限りではない。

カウンター8席に小さなテーブルが1卓というこじんまりした店舗、そして開店当日であればスタッフのオペレーションがスムーズさを欠くのもやむなし。

11時に開店したのに着席したのは12時20分過ぎ、実にここまで1時間半を要した。

券売機には布がかけられ女性店員が手書きのメニューを見せてくれる。
麺類は全て特別価格500円。
恐らく北極ラーメン相当と思われる「大辛肉味噌麺」とビールを頼み、前金で1000円を支払う。

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残念!
瓶ビールは私が好まないスーパードライであった。
この点に関しては中本の一番搾りに軍配があがる。

しかし北極スープのかかった付け合せのもやしは在りし日の蒙古タンメン中本蒲田店を彷彿させるもの。
思わずニヤリとした。

そして・・・

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キタ━(゚∀゚)━!

今日はオープン初日ということでデフォでオーダーした大辛肉味噌麺。

中本同様デフォだと麺が個人的な好みよりかなり柔らかい茹で上がり。

北極よりも油っこく、辛味も多少強い印象のスープは大ぶりな丼にたっぷりと入っている。
具の豚バラとトッピングのもやし、うんうん、食べ慣れたあの味だ。

荒木店長完全復活!

蒲田亡き後ホームに定めていた蒙古タンメン中本品川店を耐震工事の為に先日失った悲しみを埋めてあまりある荒木屋の開店、4/15より通常営業開始とのことで今後も折に触れて通うこと必至である。

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野良猫も心なしか嬉しそうに見えた。

モフらせてはくれなかったけれどね。