試練・・・12/21野毛屋
しかし釣ってもらわねば困る。
暮れも押し迫った12/21(日)、金沢文庫で生まれ育ったというのに一度も釣りをしたことのないという不届きものの会社の後輩を誘い、会社の納会で振舞う真鯛を狩りにいった。
人生で初めてのターゲットが真鯛、人生で初めての釣りがタイラバ、人生で初めての船長がキャプテンUGというのは余りにも酷な試練であるかもしれない。
しかし大人の階段はいつでも一歩一歩登れるものとは限らない。
男の人生には一足飛びに100段ぐらいの階段を登らねばならない修羅場が必ずややってくるのだ。
釣りを通して生き様を教える。
休日とは言え私は「人材の育成」という管理職のミッションを粛々と遂行した。
【釣果】
7時15分出船、16時沖揚がり
【タックル】
ロッド:ZENITH零式 LIGHT G-TOP L
リール:DAIWA RYOGA BAY JIGGING C1012PE-HWL
ライン:PE1号、ハリス:フロロ5号
ロッド:ZENITH零式 LIGHT G-TOP L
リール:DAIWA RYOGA BAY JIGGING C1012PE-HWL
ライン:PE1号、ハリス:フロロ5号
<キャスティング>
【本日の総括】
私は会社の後輩に釣りの面白さを教える前に、釣りの厳しさと哀愁を教えてしまうこととなった。
お互いにノーヒット・ノーラン。
完敗である。
出船前に私は彼にレクチャーした。
今日試されるのは君の忍耐力と集中力である、と。
彼は死ぬまで竿を離さなかった。
彼は死ぬまでリールを巻く手を止めなかった。
そして撃沈した。
何度でも喰らってやる。
それでも何度でも立ち上がる。
それが釣りだ。