エクストラ・ラウンド(第二章)・・・11/24野毛屋

中一日でまたしても野毛屋参詣。
 
一番好きなターゲットが一番思い入れのある船で釣れている状況では他の選択肢など何一つ考えられないのであった。
 
三連休最終日とは経験的に遊漁船が空く絶好のタイミングかと思ったのだが甘かった。
 
あまりにも濃いメンツ。
見知った顔が大集結し結局土曜日を上回る16名の戦士が集い賑やかに出船。
 
我が家の冷蔵庫には小型真鯛3枚分の柵が眠っている。
今日は数より型狙い!と心中期すものを秘めて静かに萌えていた。否、燃えていた。

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【釣果】
7時15分出船、16時10分沖揚がり
真鯛1枚(2.0kg)
 
 
【タックル】
ロッド:ZENITH零式 LIGHT G-TOP L 
リール:DAIWA RYOGA BAY JIGGING C1012PE-HWL
ライン:PE1号、ハリス:フロロ5号
 
<キャスティング> 
ロッド:Major Craft GIANT KILLING S73L/TR
リール:SHIMANO TWIN POWER MgC3000
ライン:PE0.8号、リーダー:フロロ3.5号


【本日の総括】 
釣座は右舷ミヨシ二番手。
潮と風の関係から勝負は上げ潮と睨んでいた。
 
しかしドラマは潮止まり寸前の10時過ぎに訪れた。
 
釣座の不利を補う以前に船中アタリもまばらだったので、広く探ろうとキャスティング・オンリーで挑んでいた。
着底を確認してから巻き始める。タイラバのキモとも言うべきタッチ&ゴーが苦手なキャスティングだが、横(斜め)に引けるメリットを感じることもある。
巻き始めて5mで魚がラバージグにジャレつくような前アタリ、ここで心乱さず巻き続けると更に数メートル巻いてフッキング!バーチカルでは有り得ない掛かり方だ!
ラインを細くしたのでドラグを1kg未満の緩めに設定していたとはいえ巻けない。どうやら悪くないサイズのようだ。
すこしずつドラグを締めながら巻き取り、中乗りエストシ君(仮名 )の差し出すタモ網に無事に収まったのは2kgの真鯛。まさに狙い通り!
 
ところで長年(と言ってもたかだか5~6年だが)タイラバをやっていると何度も同じ不思議な場面に遭遇する。
 
それは「諦めたら釣れないけど満足しても釣れなくなるのがタイラバである」という私の仮説だ。
 
上げ潮が効き始めると船中は真鯛ラッシュで賑やかになった。左舷ミヨシのタイラバ・アングラーも5枚を釣り上げた。
しかしこの私にはバーチカルでもキャスティングでもアタリすら皆無であったのだ。
 
事ほど左様にタイラバとは技術以上にメンタルな釣りなのだと私は信じている。
 
多かれ少なかれ釣りとはメンタルが影響するものではあるが、それにしても技術やら科学やら理論よりもメンタルが優先するとしたら、あまりにも面白いではないか?