ラーメン・アウフヘーベン・・・竹岡「鈴屋」

千倉にヒラメを釣りに行ったことがテーゼであるならば、何も釣れずに帰港したことはアンチテーゼである。

このように正と反の二元論で捉えるから人生が辛くなるのであって、千倉まで来たからこそ出来ることを無理矢理突っ込むことで合理的に物事を解決出来る。

弁証法でいうところの止揚である。

流石は千倉沖の哲人と自画自賛しながら同行の友人(仮にA君)に竹岡の梅乃屋に寄ることを猛烈かつ強硬に提案。

しかしここで大問題。

友人(仮にA君)はなんと玉ねぎが苦手で全く食べられないのであった。

しかし転んでもただでは起きない千倉沖の哲人、確か玉ねぎが入らない竹岡ラーメンもあったはずだと心に引っ掛かるものがあり、千倉の達人calmさんのブログの記事を遡って遡って遡りまくって、見つけた!ユリイカ

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玉ねぎの代わりに青ネギの乗った竹岡ラーメン、鈴屋のチャーシュー麺でございます!

物事を合理的に解決したので妥協は必要ではあるが、乾麺を使用せず、玉ねぎも乗らない竹岡ラーメンなんて、出来の悪い二郎インスパイアのようなものである。

お腹は膨れたけど心の満たされなかった私は、翌日千倉の海人に再び電話をかけることとなった。

つづく。