インスパイア・・・蒙古タンメン中本大宮店

酒朋、DDVセンパイと大宮の昭和枯れススキな居酒屋、いずみやで久々のサシ飲み。

我々も相当にイイ歳にはなってきたが、この店の年季には敵わない。
おまけに店員のお姉さま方も一様に戦前か戦中生まれと見受けられる年季の入りよう、ここではまだまだ我々は蒙古斑付きの尻の青い若輩者である。

特大の生ビールはこれからの季節に重宝しそうだし、瓶ビールに切り替えれば赤星がでてくるし、ツマミは安くて旨い。
近くに有れば通いたくなるような名店である。

しかしながらこのあとに果たすべきミッションのある我々に長居は許されないのであった。

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蒙古タンメン中本大宮店、期間限定の一郎ラーメン。
その名が示す通りの二郎インスパイアである。
しかし折角中本に来たのに辛味を味わえないのでは勿体無いので抜かりなく半冷し味噌スープもつける。

まずは一郎ラーメンのスープを一口。
乳化した甘味強めのスープは二郎インスパイアと言うよりは二郎インスパイア系インスパイアとも呼ぶべき味。
しかしながら決して不味くはない。

時折麺を引き摺り出して冷し味噌スープにつけて食べると一度に二郎系と中本が味わえる贅沢なメニューに。

なんかテンション上がるなぁ。

ここまでエンターテイメント性の強い食事だと、独りで食べるよりも友人と食べた方が盛り上がって良い。

ごちそうさまでした。

互いに冷し味噌スープを完飲して汗だくになった我々は近くの立ち飲みの名店「なごみ」に行ってビールを飲みながら和む。

良いも悪いも危ない所も乗り越えて、共に男の年輪を重ねて来たもの同士が寛げる場所というのは最高である。

お腹も心も充たされて、11時前にはお開き。

良い酒であり、良いラーメンであった。