十目釣り…2/22庄三郎丸

解禁の喜びもあれば、シーズン末期の哀愁もある。
繰り返すがこのような独特の季節感も釣りの魅力の一つではある。
 
相模湾アマダイ釣りも今まさにシーズン末期を迎えているわけだが、俺は少々焦っていた。
 
今シーズン数は釣れるのだが、40㎝オーバーのしゃぶしゃぶサイズをただの1尾も釣っていないのだ。
 
小さいアマダイと大きなアマダイはその釣趣の違い以上に食味の違いが顕著だ。
 
ああ、アマダイのしゃぶしゃぶが食べたい!
 
雪の影響で2週連続で土日は家に閉じ込められた為に釣り欲が極限まで高まっていた凪の土曜日、釣りたい釣りモノは多数あったけど、残り釣期の短いアマダイ狙いで平塚へ!
 
 
シーズン初期は土日ともなれば難民船となるのが常だった22号庄三郎丸も、この日は僅かに6人の乗船に留まった。
これもまたシーズン末期の哀愁の形ではある。
 
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低い雲が垂れ込めて寒々しい天候。
風も波も弱い予報だったので油断していたが、芯から凍える寒さ。
 
昼前からは陽も差してきて暖かな釣り日和となってきた。
ついでに花粉も相当量飛んでいたけど…。
 
イケメン船長はイケてる声で「潮が殆ど流れないので無理やり船を流して仕掛けを引っ張り広く探る」とアナウンス。
当然糸は斜めに出るが、こういう時こそマメなタナ取りが大事である。
 
おかげでアタリはいつも以上に多く外道も多彩、これはイケるかと思ったのだが…。
 
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【釣果】
7時出船、14時沖揚がり
アマダイ13尾(外道:アカボラ、ムシガレイ、マサバ、トラギス、ガンゾウビラメ、ヒメ、カナガシラ、エソ、ネンブツダイ)
 
【タックル】
ロッド:alpha tackle AIRBORN STICK30T-200
リール:SHIMANO SPEEDMASTER201
ライン:PE1号、オモリ:40号
 
【本日の総括】
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数は纏まったが型が悪い。
 
今シーズンのアマダイ釣りの傾向をそのまま引きずった結果に終わった。
 
しかし外道は9種釣れて本命と合わせて十目釣りを達成、嬉しい事にアカボラは良型が殆ど、アマダイのしゃぶしゃぶはまたしてもお預けとなったが、まあそれなりに楽しめた。
 
良型アカボラは皮つきのまま湯引きして刺身にすると小魚とは思えない歯応えと旨味があって最高!
ワサビ醤油よりもオリーブオイル&ハーブ岩塩で食べるのが旨いですね。
写真撮り忘れたけど。
 
今シーズン行けてあと1,2回のアマダイ釣り、果たして大型は釣れるのだろうか?
間違いないのは行けば釣れるかもしれないが行かなければ絶対に釣れないということ。
 
チャレンジあるのみだ。