2014年初釣り…1/2野毛屋

一年の始まりは元日だが、一年の釣りの始まりは初釣り、船宿選びも種目選びも真剣にならざるを得ないのである。
 
昨年まさかのボウズで締め括ってしまったアオリイカに行ってキッチリと借りを返そうと思っていたのだが、元日から吹き荒れた南西~西の強風がまだ収まらない。
 
東京湾アオリの主力ポイントである竹岡沖は南西風が吹くと遮る陸地が無い為に海はグダグダ。
 
う~ん、初釣りから荒行ってのもなぁ。
 
早朝から悩みに悩んで選んだ種目は野毛屋午前アジ。
朝5時の時点で湾奥は風が弱まりつつあったので、もし宿に着くころに凪ていればアオリに変更できるように、2種目分のタックルを詰めて家を出た。
 
金沢八景へと向かう早朝の道路はいつだって空いているものだが、1月2日の朝5時ともなれば走っている車は極端に少ない。
通い慣れた、そしてこれからも幾度となく通うであろう道程をスイスイ進んで40分掛からずに野毛屋到着。
 
携帯でリアルタイムの風速を調べると洲崎で14m、大島で20mという強い風が依然吹いている。
 
こうして2014年の初戦はアジに確定した。
 
イメージ 1
 
一年で最も日の出の遅いこの時期は、御来光を眺めながらの出船となる。
風は強いが天気は申し分なく、いかにも初釣りという感じで気分が盛り上がってきた。
 
しばらくの探索の後八景沖28mダチで投入の合図。
 
イメージ 2
 
あ、ちなみに乗船は3名、右舷は貸切状態の大名釣りである。
アオリイカ真鯛なら最高の条件も、相手がアジならコマセが効かないからもう少し乗っていて欲しいところだ。
 
反応はあるようだがどうも活性が低いようでたまにアタってくる感じ。
 
何カ所か回ったけれど似たり寄ったりの状況で、沖へ走って40mのポイントへ。
ここで濃い反応を捉えたようだ。
 
入れ食いとまではいかないけどアタリは途切れることがない。
 
しかし下潮速く、また風は真西から強風が吹きつける為右舷の釣座ではラインが物凄い勢いで船下に流れていく。
兎に角タナのキープが難しく、更に仕掛けが吹きあがりラインは流されてタナボケしがちだ。
 
船が空いていたのを良いことに自分のポジションを変えながらなるべく糸が立つように調整してポツリポツリ。
 
手返しがイマイチというか、一連の動作にスムーズさを欠き取り込みポチャリや巻き上げバラしも連発したけれど、小型中心に42尾で終了。
 
船中釣果28~42尾で苦戦しながらも苦手のアジで竿頭頂きました!
 
速潮の時の対応や強風の時の対応など、帰港までの間に俊之船長から教わったことは次への課題になった感じ。
 
「次への課題」とは実は釣りのモチベーションの重要な部分だったりもする。
 
今年の釣りライフがどのような展開を見せるのか自分でも全くわからない(からこそ釣りは面白い)のだが、ここが俺の沖釣りの原点であることは未来永劫変わらない。
 
今年もお世話になります!
 
【釣果】
7時10分出船、11時沖揚がり
アジ42尾
(外道:イシモチ)
 
【タックル】
ロッド:alpha tackle エアボーン・スティック 40T-200
リール:SHIMANO OCEAカルカッタ301HG
ライン:PE2号
 
【本日の総括】
年末に鯵の干物の冷凍ストックが丁度底をついたので、そういう意味でもタイミングの良い釣行であった。
 
20尾程を実家に差し入れし、残りをさっと捌いて干物の仕込み。
 
その後風呂に入って釣りたてのアジの塩焼きとタタキをアテに昼ビール。
 
ちょっと物足りない午前船だけど一日を有効に使えるのは最高ですね!
ブログもその日に書けちゃうし。
 
2014年釣りライフは上々の幕開け、今年も楽しい釣りが沢山出来そうな気がしてきた。