最後の晩餐・・・蒙古タンメン中本蒲田店

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金曜日に打ち合わせが長引いてしまい、タクシー帰宅となってしまった。

しかし我が最愛の野毛屋第二忠丸は、今回の大潮周りを最後に今シーズンの真鯛狙いの終了を高らかに宣言しているので、例え徹夜になろうとも俺は金沢八景参詣を欠かす訳にはいかなかったのだ!

・・・。

帰宅後に急いで釣りの準備をし、携帯のアラームを2時間後にセットしてベッドに潜り込んだはずが、何故かアラームは鳴らず、気が付けばとっくに船宿に着いているべき時刻であった。

寝坊である。

絶望的な気分で二度寝、そして二度目の起床後は折角の休みをもて余している自分に気が付いた。

釣りに行けないと休みをもて余すようでは、俺は釣りに依存しているのかもしれない。

暗い気分を洗い流すべく浴槽の大掃除をし、洗濯を済ませてから蒲田の激安マッサージ店を予約して出掛ける。

激安マッサージ店にはマニュアルがないようで、施術する担当によって随分と手順が異なる。
どうやらこの日はハズレクジを引いたようだ。

肩の凝りも背中の張りも少しも改善したような感じはしないのだが、約束の60分が過ぎたので仕方無しに店を出た。

すると大事なシャツの袖の部分が綻び、破れているのを発見した。
いつの間に?

出だしで躓いたことで全てが上手くいかなくなる典型のような一日だ。

せめて美味しいラーメンでも食べてから帰るとしよう。

そんな訳でまたまた来ました蒙古タンメン中本蒲田店。
オーダーは北極ラーメン、麺硬め。タイムサービスで味玉ともやし大盛だ。

ラーメンには何も問題がないのだが、この日は席が悪かった。
左に座った幕下力士のような男性は、北極ラーメンの大盛に定食の大盛をつけていたのだが、辛いのか多いのか或いはその両方か、一向に箸が進まないご様子で延々とゲップをしていた。
食事中に他人のゲップを耳元で延々と聞き続けることはあまり愉快なものではない。

更に右隣にいたのは1週間風呂に入っていないか、1週間同じ服を着続けているかのような猛臭を放つ序二段力士のような男。
彼の丼はレギュラーメニューなのだろうか?
ノーマルの倍はあろうかというような超巨大丼に一杯の北極ラーメン。さらにご飯大盛の定食までつけている。
そしてしょっちゅう噎せて赤い汁を飛ばしまくっている。

単にラーメンを食べにきただけなのに、壮絶な修羅場に巻き込まれてしまったようだった。


しかし本当に恐ろしかったのは休み明けの健康診断。

最近太り気味の自覚があったので禁二郎生活中ではある。
そのようなささやかな禁欲生活の甲斐もなく、
体重は前年比3kg増。
腹囲は同3cm増。
メタボリック一直線である。

基礎代謝の衰えた中年盛りの肉体には、二郎を断つだけでは脂肪を燃焼させる力はないようだ。

非常に辛い選択をしなければならない。

体重が許容水準に落ち着くまでは、ラーメンという食べ物を全て断つしかないようだ。

釣りには行けない、ラーメンも食えないとなると、月間10記事をノルマとしている拙ブログに何を書けばいいのだろうか?

悩みは尽きない。