もちすぎ君の真鯛釣り…7/20野毛屋

やあ、みんな!
僕もちすぎ君だよ!
 
え?
もしかして今「誰だお前?」って言ったのかい?
 
あ、そうか、君は素人だから僕のことを知らないんだな。
 
しょうがないからもう一度説明すると、持ってる男を軽く通り越して“持ち過ぎて”いるので人は僕をもちすぎ君と呼ぶのさ。覚えといてくれよな!
 
そんなもちすぎ君、地元の友人(仮にA君)と土曜日に野毛屋のアジフグリレー船に乗る約束をしていたんだ。
ところが楽しみ過ぎて羽目を外してしまった友人(仮にA君)、前夜に酒を飲み過ぎ大酩酊、あろうことか朝起きられずにドタキャンしちゃったんだ!
遠足前夜の小学生じゃあるまいし、そんなに興奮して飲み過ぎることないのにねぇ、マッタク。
あ、でももちすぎ君もしょうっちゅう酔っ払って周りを唖然とさせているから(山手線2周したり、財布失くしたり、大船駅で駅員に起こされたり(終電で万事休す)、磯子駅で駅員に起こされたり(そのままマンガ喫茶直行)etc..)人の事言えた義理じゃないよね、ハハハ!
 
実はもちすぎ君もこの日は二度寝してしまい大慌て、野毛屋釣船店に到着したのは6時30分という際どさだったのさ!
しかしいつだって空いているのが野毛屋第三忠丸、さてガラガラのアジ船の釣座札を取ろうかな~、
「!!!」
なんと団体客やら親子連れやらが押し寄せ、先行者が20人ぐらいいるよ!
 
ただでさえなで肩の肩を更にがっくりと落としたもちすぎ君、しかし落とした視線の端に我が最愛の第二忠丸の左舷ミヨシの釣座札がまだ残っているのを捉えたんだ!
 
緊急予定変更で真鯛船に乗船だ!
 
え?
アジとフグの道具しか持っていないはずなのに、どうやって真鯛を釣るのかって?
 
もってないな~、君は。
全くもって持っていないよ。
 
こんなこともあろうかと、きっちりタイラバ・タックルも忍ばせているところがもちすぎ君のもちすぎ君たる所以なのさ!
 
そんな鈍い君でもこの一連の流れでもう分かっただろう!
 
この日の釣行でもそのもちっぷりを遺憾なく発揮したであろうことを!
 
 
 
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【釣果】
7時10分出船、15時30分沖揚がり
真鯛2枚(2.3kg、3.9kg)
 
【タックル】
ロッド:ZENITH零式 LIGHT G-TOP L 
リール:DAIWA RYOGA BAY JIGGING C1012PE-HWL
ライン:PE1号、ハリス:フロロ5号

【本日の総括】 
下げ潮残りの1時間ちょっと第三海保を攻めるも不発、9時半頃上げ潮を求めて大根の東の航路脇60~70mダチに移動して、ポツポツと型が出始めた。
 
ここってトレードウインズがノッコミ前の春先に攻める定番ポイントなのだが(我が人生最大の7.4kgの真鯛もここで釣った)、7月の後半にこんな場所で大鯛連発なんて、今年の東京湾真鯛戦線はなんだかおかしい。
 
2.3kgのメスの真鯛からは、パンパンの真子がたっぷり出てきて、まさにノッコミ前の真鯛のよう。
 
おかげで期せずして夏の大鯛とは思えない美味しい真鯛料理を満喫したのであった。
 
秋の落ち鯛も遅れて今年はロングランで真鯛釣りが楽しめるのではないか?
そんな期待に胸を膨らましつつ、翌日は…。