冬タチか!…7/15中山丸

短いものだよ、三連休なんて。
 
冷蔵庫に魚はまだ沢山入っているし、真夏の船釣りは体力を消耗するし、翌日からの退屈な社会人生活に備えて本当は家でのんびりした後に買い物でもしようかと思っていたのだが、結局のところ溢れ出る釣り欲を抑えることが出来なかった。
 
で、またしてもタチウオである。
 
中山丸タチウオ船は僅かに9名の釣り客、前回乗船時は平日にも関わらず15人ぐらい乗っていたというのに、本当にタチウオ釣り師の行動原理はよくわからない。
 
ここ数日夏タチウオの定番ポイントである海保周りは絶不調だったのだが、昨日金谷沖100mダチに濃い魚影が見つかったとのことで、船は金谷に直行。
 
…。
 
ん?100m?
 
冬タチか!!!
タチウオ釣り師も変態揃いなら、タチウオそのものも大変態である。
 
なんだってこの時期にいきなり100mもの深場に群れを形成するのだ!?
 
船団は形成されず先行船3隻というショボイ見た目のポイントで実釣開始。
 
水深は105m、反応は底から10mという信じがたい指示。
 
しかしね~。
 
半信半疑でワンピッチ・ジャークを義務的にこなす俺を後目に周りでポンポン釣れ始めちゃたよ!
マジかよ!?
 
本当にここにタチウオはいるのだ!
 
そして時間が経つにつれ、いつのまにやら狭い範囲に大船団が形成されていた!!
 
船数が増えるにつれ俺の疑いも消え、すると不思議なものでガンガン釣れるようになってきた。
 
一時は入れ食い状態に!!!
 
ルアー組はバリバリ、餌釣り師達は苦戦していたようだがそれでも11時までには全員ご対面。
 
すると船長が出てきて、釣り客一人一人の釣果とテンションを確認。そして、
「全員釣れたみたいだし、船が多すぎてタチウオも食い気なくなっちゃったみたいだし、反応探しながら北上しましょう!ちょっと休憩してて下さいね~。」と緩いアナウンス。
 
こちらも既に充分釣っていたし、身体も疲れてたし、無論異論は無いのであった。
 
しかしね~。
 
この移動は結果的には大失敗、その後は第二海保南で船中1本を追加したのみ魚影も反応も薄くなり万事休す!
 
少し早く沖あがりとなった。
 
イメージ 1
 
 
朝のうちは靄がかかって幻想的な海であった。
 
 
 
 
 
 
 
【釣果】
6時50分出船、14時10分沖揚がり
タチウオ 19本

【タックル】
ロッド:TENRYU OCEANIA OC581B-4
リール:SHIMANO SPEEDMASTER201
ライン:PE1号、リーダー:フロロ5号、先糸フロロ12号

【本日の総括】
本当に変な魚だよね~、タチウオって!
 
以上。