復活…10/8羽田かみや

剣崎解禁直後に出掛けた久比里のやまてん丸で良型メインの17枚を釣りあげ、更に金谷の開幕に合わせていった光進丸では良型ばかり30枚と上々のスタートを切ったものの、3戦目は竹岡を攻めたやまてん丸で7枚の貧果、更に翌週湾奥出船の常宿・羽田かみやの今期カワハギ開幕戦では僅かに3枚という信じられない釣果に終わり訳がわからなくなっていた我がカワハギ・ライフ。
 
10/10こそが体育の日と信じて疑わない俺等世代には馴染みが無いが、なんか今年は10/8が体育の日らしく会社は休み、更に前回煮え湯を飲まされた羽田かみやではカワハギ大会の船が2隻出しで、別途乗り合いも出すという。
これは常連は皆大会に出場で、乗り合いは空いているに違いない!
 
ふっふっふ。
 
案の定乗合船は乗客僅かに10人。
最初は左舷ミヨシを押さえたのだが、気象状況を確認すると剣崎では10m近い風が吹き荒れておりある程度の波は覚悟しなくてはいけない状況、ここのところ宙釣り一本槍の俺にとって波は大敵な訳で、出船間際に右舷胴の間に移動。
結果的にはこの判断が奏功した。
 
かくしてリベンジの火蓋は切って落とされた。
 
イメージ 1
結構な波でやんす。
 
ところで本番に弱いこと、間が悪いこと、というのは歓迎すべからぬ我が持ち味である。
 
この日かみやではTKB43(東京湾カワハギバトル)という湾内を舞台にした今シーズン最大とも言えるカワハギの一大イベントの予選が開かれていたわけだが、この大会のルールによれば釣り上げたカワハギの3枚の全長の合計で順位を競うというもの。
 
波風に翻弄されながらも宙釣りオンリーで中層ばかりを攻めていた俺には何故か良型がやたらと掛かり、最大28cm、次いで27cm、27cm、26cm、25cmと今までに体験したことが無いような良型が纏まったのであった。
 
これが大会であれば、全参加者中実に2位という好成績で予選を通過していたのであったが…。
 
【釣果】
7時30分出船、14時30分沖揚がり
カワハギ21枚
(外道:ベラ、キュウセン、トラギス)
 
【タックル】
ロッド:DAIWAメタリア・カワハギ180M
リール:SHIMANOステファーノ201
ライン:PE1号
 
【本日の総括】 
な~~~んてね!
大会で人と競うことは別に興味が無く、目論み通りに空いてる船で思う存分カワハギ釣りを堪能したのであった。
 
荒れた海でも宙でカワハギのアタリを察知出来、そこから掛けるまでのプロセスを堪能し、良型カワハギの金属的な引きを満喫し、肝パンのカワハギに舌鼓を打つ。
 
久し振りに釣りの醍醐味を心ゆくまで楽しんだ、会心の一撃的釣行であった。
 
釣りというものはすべからくこうありたい訳だが、思い通りに行くことが少ないからこそ全てが上手くいった日の喜びはひとしおであるとも言える。