血と骨・・・ラーメン二郎三田本店

旅先では出来る限り現地の料理を食べる。

これはより旅を楽しむ為のささやかな自分内ルールである。

だから海外に行ってるのにわざわざ和食を食べるなど、俺には信じられない愚行である。

海外滞在なんて長くてせいぜい1週間、日本の食事なんて恋しくなるべくもない。

・・・ラーメンを除いてね。

ラーメンとは中華ではなく和食でもない、いわばソウル・フードなのだ。


持病の薬を貰うために月に一度の病院通い。
会社が採用しているフレックス・タイムを活用して遅めの出社時刻を申請し、出社前に寄るのが常である。

この日も朝から陰鬱な病院に立ち寄ったのだが、折からの健康ブームの恩恵か病院も調剤薬局もガラガラ。
1時間掛かることも珍しくないのに、僅か10分足らずで用件が済んでしまった。

ラッキー、お陰で予定より早く会社に着くぜ!

・・・。

などと思う訳が無いのであった。
 
時間が余ったらそう、朝二郎しかない!
 
イメージ 1
 
 丁度おやじさんが通院の為に中抜けしており、麺上げをしているのはジュニアだった。
 
若い分だけおやじさんより野菜の盛りが豪快だが、提供されたラーメンは紛うかたなき三田本店のそれ。
 
旨い麺に旨い豚、朝にありがちな下ブレしたぼんやり味のスープ。
 
美味しくいただきました。