新宿エレジー・・・ラーメン二郎新宿小滝橋通り店

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通勤途中に突如左目からポロッとコンタクトレンズが落ちた。
どうやらソフトレンズを裏表逆に装着していたようだ。

しかたなくそのまま仕事をしていたのだが、極端に異なる左右の視力が不快感を、次いで頭痛をもたらせてきた。

最も手っ取り早い対処法はもう一方のコンタクトレンズを外し両方の視力を揃えてやることだが、それはそれで視力を犠牲にすることなので問題が生じる。
仕方がないので適当な理由をつけて会社を抜け出すと、使い捨てコンタクトを買い求めに新宿の街に繰り出した。

しかしねえ…。
コンタクトって眼科医の処方箋がないと買えないんですな。
普段は処方箋不要のネット販売で買っているのですっかり忘れていた。

自宅には使い捨てと1ヶ月用のコンタクトの在庫が潤沢にある。
わざわざ診察を受ける気にもならない。
いっそのこと安い眼鏡でも買おうかと思ったが、それこそ本末転倒、いかにもバカバカしい。

そんな訳で1日ガチャ目で過ごす決心を固め、飯だけ食って会社に戻ることにした。

俺には二つの選択肢があった。
すなわち、歌舞伎町にするか、小滝橋通りにするか?である。

厳しいという言葉では生ぬるい程厳し過ぎる残暑の中をコンタクトを求めて虚しく徘徊した俺は、汗だくであった。
そのような消去法的理由から、つけ麺のある小滝橋通りに向かうことにした。
いや、歌舞伎町にもつけ麺があったような気もするのだが、確信があるのは小滝橋なのだ。

購入したのは豚つけ麺と瓶ビール。
ここはビールを頼むともやしと豚の端肉を使ったおつまみが出てくるのが好ましい。

さて、肝心のつけ麺の味だが、ノーコメントということで御容赦願いたい。
端的に言えば誉める要素が見当たらなかった。


そうそう、この日一日ガチャ目で過ごして確信した事実が一つ。
それは裸眼で遠くは見えないが、近くは裸眼の方が圧倒的に見えるということ。
どうやら俺は老眼の始まりを迎えているようだ。

何から何まで哀愁に道溢れた1日でありました。