バースデイ釣行…4/15野毛屋

海上で静かに誕生日を噛み締めようと画策していたのだが、当日の天気は生憎と荒れ模様。

止む無く出撃は取りやめて、温泉銭湯行ったり実家に顔を出したりとのんびり過ごした。

 

そして翌15日、盟友ＤＤＶセンパイを伴って不振が続く野毛屋釣船店の第二忠丸へと乗り込んだ。

 

一週間前に同船でボウズを喰らったばかりの俺はノッコミ本番の相模湾アオリか、荒天早揚がりで屈辱のボウズを喰らったカワハギのリベンジを考えていたのだが、ＤＤＶセンパイと同船するならやはり第二忠丸しかあるまい。

 

剣崎沖を攻める第二忠丸からの眺め

 

この日は久里浜～下浦間の浅場の探索からスタート。

しかしアオリは釣れるどころが気配すらなく、その後昼前までは剣崎。

 

午後の下げ潮は久里浜沖の深場で外道狙い。

ノッコミアオリの大本命ポイント、竹岡～大貫の浅場は何故か一度も攻めることがなかった。

 

客よりも楽しそうに釣りをするキャプテン勇治は、すっかり諦めたのか午後は操舵室から全く出て来なかった。

粘りが身上のキャプテン勇治が定時の15時に沖揚がりを告げた。

 

何故ならばこの日遂にアオリイカは姿を見ることが出来なかったからである。

 

【釣果】
7時15分出船、15時沖揚り
(外道：スルメイカ1杯）

【タックル】
ロッド：マニアス・アオリスペシャル350
リール：カルカッタコンクエスト301F
ライン：PE2号、ハリス：フロロ5号

 

【ヒット・ルアー】

 

【本日の総括】

釣れたり釣れなかったりするのが釣りというものだし、特にアオリを狙っているなら相応の覚悟をもって臨んでいる。

釣れなくても仕方がない。

しかしこの日は午後の時間の殆どを外道狙い費やし、不完全燃焼感が強い後味の悪い釣りとなった。

 

9人で釣りして本命はゼロ、外道もマルイカ、ヤリイカ、スルメイカ合わせて6杯という大撃沈だった。

ここのところの傾向からこのような結果は充分に予測出来ていた訳だが、情に流された船選びを含めて己の未熟さも露呈することに。

まぁ逆説的に言えば43歳になってもまだ成長過程と前向きに捉えることも可能な訳だが。

 

昨年も地震の後東京湾アオリは一時行方不明になったが、4月に入り突如大貫～竹岡のノッコミ・ポイントで釣れ始めたことを考えれば、このまま終息するとも考え難い。

 

2連敗で今シーズンを終える訳にはいかない。

ノッコミアオリの重量感を右腕に刻み込んでからでないと、マニアス・アオリ・スペシャル350を仕舞うことは出来ないのだ。