2012年初試練・・・1/4野毛屋

冬季休暇最終日。

珍しくも我が家の冷蔵庫/冷凍庫は俺の釣った獲物で満たされていたので、考えた末に釣っても直ぐには食べられない魚を釣りに行くことにした。

すなわち、アカメである。

2010年12月30日の釣り納め釣行にてまさかのボウズを喰らい、その心の傷からすっかり足が遠のいていた釣りモノである。

しかし幸いにも好釣果が続き冷蔵庫と心が満たされている今ならば、仮にボウズを喰らったとしてもショックが少ないかもしれない。

そんな気楽な気持ちで臨んだのだったが…。


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ヤヴァイ!

とにかく釣れねー、アタリもねー。

そして時間だけがドンドン過ぎてゆき、気持ちはドンドン追い詰められてくる。
本当に相性が悪い釣りだ。

13時半、猿島周りを攻めていた時にしゃくった竿に待望の生体反応!しかしそれはフグではなくアイナメであった。サイズはビール瓶には遠く及ばないホッピー瓶サイズだったのでリリース。

時刻が14時を回るといよいよ精神的に追い詰められてきた。
嗚呼、眩暈がする。
そして何故か突然勃起する。
追い詰められた精神が、肉体の死を予感しているのかもしれない。
危険だ。
本当に危険な釣りだ。

“ズドン!”
悲観的・厭世的気分に支配されていた俺の竿が突然しなった。
『ふん、どうせクサフグかなんかだろう。』
と斜に構えてリールを巻く。
これは別にひねくれているのではなく、上がってきた獲物が本命でなかった時にショックのあまり生きる気力を失ってしまわないように、俺の心が張った予防線なのだ。
しかし、、、
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【釣果】
7時15分出船、15時20分沖揚がり
ヒガンフグ(アカメ)2尾
外道:アイナメ 1尾

【タックル】
ロッド:マニアス・フグ・リミテッド
リール:Abu Garcia Salty Stage REVO BJ-L
ライン:PE1号

【本日の総括】
2時55分に大き目の獲物を掛けたのにバラシ、しかし諦めずに誘っていたら沖揚がり直前に1尾追加で2尾でフィニッシュとなった。

いずれも型は小さめだが、でっぷりと太っていてなかなか旨そう!

しかし本当に精神的に疲れる1日であった。
次回はなるべく早い時間に1尾釣って精神的に楽な釣りをしたいものである。

そして身欠きを冷蔵庫で寝かし、5日後にちょっとした工夫をして刺身を食したのだが…。

つづく。