確かめにいこう・・・11/27羽田かみや

はまれば爆発力がある一方で、タナが合わなければかすりもしないと言われるカワハギの宙釣り。

しかし先日の乗船時にタナがベタ底になった時の対処法を掴みかけた気がした。

感覚を忘れないうちに確かめに行きたい!

という訳で日曜日にまたまた羽田かみやのカワハギ船に乗ってしまった。
今シーズン早くも7回目の乗船である。
2011年は俺にとってのカワハギ元年と言えよう。

前日は24人乗船、乗りきれなかった6人が帰ったという大盛況だったカワハギ船、その余りの混雑ぶりに敬遠した人が多かったのか、この日は13人の乗船に留まった。
俺の釣座は右舷大ドモだ。

この日も風も波もない絶好の釣り日和。スイスイ進んで1時間、竹岡沖に到達すると、またしても巨大な船団が形成されていた。

スパンカーを張り、軽く探索してから実釣開始!
例によって底を1m切ったところからスタート。
ユラユラとした軽い誘いと、3m程上からの誘い下げを時折混ぜながらカワハギのアタリを待つ。
“ジリジリジリ・・・”
糸が擦れるような、砂を踏んだような、何とも言えない微妙なアタリが来た。最近やっとわかるようになったカワハギの初期アタリである。
ここからが勝負。
竿を軽く送り込むと、“カンカン!”というアタリに。ここで竿を立てると
“ゴンゴンゴンゴン!”
“キターーーーーーー!!!”

これって原理的にはタルマセ釣りと同じだよな。
まあ早々に本命キャッチでホッと一息。

続けざまに2枚目もキャッチ。
底から1mというタナが合っているようだ。


この日は時合というものが無く、終日このポツポツとしたペースが続いた。

宙層でアタリが途絶えた時間帯には、懸案だった宙から誘い下げてオモリを着底させゼロテンションでアタリを感知して欠ける釣り方で数枚キャッチした。針は底釣りには向かないと言われるワイド・フックのままでも、この釣り方なら底で釣れると確信!
タタキ・タルマセというオーソドックスな(そしてどちらかと言えば苦手な)釣り方を完全封印しても本命の数は順調に伸びていった。

しかし潮が効きはじめた時間帯に型狙いで航路内の35mダチを攻めた時、25号オモリでは仕掛けが流されてしまうので30号オモリにチェンジすると、8:2調子のメタリアの穂先(体感的には8.5:1.5調子という印象だが)は荷重に負けて曲がり過ぎてしまう感じで、こうなると宙層での操作がタルイのと、アタリがどうもわかりにくくて餌をツンツルテンにされてしまうこともしばしば。
幸にして釣座が大ドモだったので25号オモリに戻して対応したが、このロッドでは対応出来ない局面があることを悟ってしまった。

沖揚がりの直前、一際イイ引きの獲物が掛かり、抜き上げるとそれは28センチのこの日最大、なかなかの良型であった。

最後にデカイのあげて気分良く納竿することが出来た。
釣果は28枚。充分である。
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【釣果】
7時30分出船、14時50分沖揚がり
カワハギ28枚
(外道:ベラ、トラギス)

【タックル】
ロッド:DAIWA メタリア・カワハギ 180M 
リール:Abu Garcia Salty Stage REVO BJ-L
ライン:PE1号

【本日の総括】
船中13人で釣りして4~28枚。午前中の下げ潮時は北風、午後の上げ潮時は南風に変わり艫側が終始潮先になる幸運もあって釣果に恵まれた。

しかしオモリ30号を背負って深場で宙釣りをやるには我がロッドではかなり厳しい事が判明、これはちょっと問題である。
今後更にタナが深くなるカワハギ釣り、深場でも宙層狙うなら、もっと硬い竿がどうしても必要だと実感した。

・・・うううむ、冬のボーナスの使い道が、大きく変わりつつあるのをひしひしと感じるのであった。

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カワハギ鍋の締め、雑炊と味噌汁。美味!