烏賊番長・・・12/11羽田かみや

しばしば訪れている蒲田の立ち飲み屋「豚番長」の店長、通称番長から「イカを釣ってみたい」と言われた。
イカ釣りと言っても俺に出来るのはエギングのみ。スミイカかアオリでも良ければと言うと、なんでも塩辛を作りたいのだそうだ。

それならばという訳でスミイカ釣りに決定、船宿は蒲田から程近い羽田のかみやをチョイスした。

当日は豚番長の常連客のKさんという方も参戦。
お二人ともスミイカは初めてという事だったので俺が真ん中に入り3人並ぶ形で釣座を構えた。

木更津～富津間のポイントに着いてみれば結構な南西風が吹いていて海はプチシケ状態。
コンディションが良いとは言えないが、タックルのセッティングと釣り方とイカの取り込み方を軽くレクチャーして実釣開始！

船が大きく揺れるのでタナをキープするのも一苦労、そして南西風とケンカして下げ潮が全く効かず、なかなか先が思いやられる展開だ。

しかし番長もKさんも割と早々に型を見て俺も一安心。
1杯釣れればコツを掴んでもらえるだろうと思ったのだが、この日のスミイカは手強かった・・・。

そして時が経つにつれ風は更に強まって行き、うねりも激しくなって船は度々ミヨシからモロに潮を被った。
前夜も深夜まで仕事だったという寝不足の番長はダウンしてキャビンへ引き揚げた。

俺とKさんは錐揉み船の中で頑張って沖上がりまで竿を出し続けたのだが・・・。

【釣果】
7時30分出船、15時沖揚がり
スミイ4杯、シリヤケイカ3杯（外道にヒイカ、イイダコ)

【タックル】
ロッド：マニアス･フグリミテッド170
リール：シマノ カルカッタ・コンクエスト301F
ライン：PE1号

【本日の総括】
いや～、タフコンで潮流れなくてしかも胴の間、中々厳しい結果となった。
同じエギングでも攻めのアオリとは異なりスミイカは待ちの釣りだからノリが悪いと集中力もつい途切れがち。お二人もさぞやつまらない釣りだと思われたかもしれない。

日並の良い時にリベンジしましょう！