鍋の季節

夏場クーラーをガンガンかけて食べる鍋も悪くはないのだが、何と言っても寒い冬こそが最高に鍋が旨い季節だ。

仕事納めも済んだ12月28日(日)(といっても29日俺は出勤なのだが・・・)、友人(仮にA君)宅で野郎二人の鍋忘年会をやることになっていた。

当日、早朝我が家へやって来た友人(仮にA君)を乗せ、5時半に出発。鍋の食材たるカワハギを釣りに、久里浜を目指す!

途中保土ヶ谷で朝食&弁当を買い込み、6時50分に目指す船宿・山下丸に到着。が、しかし!出船1時間以上前だというのに既に駐車場が満車だという!近隣の別の船宿へ行くべきか、それとも何処も似たような状況か、どうしたものかと思っていると、案内をしていた男性が海岸にも駐車場があるのでそこに駐めれば良いと言う。ということは船にはまだ乗れるってことだ。駐車場に行く前に船の釣座を確保するよう言われ、とりあえずタックルを持って船に乗り込むと、釣座なんて何処も空いてないじゃないか!困り果てた我々はとりあえず船の最先端にタックルを置き、駐車場へ車を移動させる為に一旦船を離れる。まあ出船前には船長が適当に釣り客を詰めて釣座を作ってくれるだろう。
しかし出船間際になっても状況は改善されず、我々には満足に座る場所すらない。すると船長らしき男性が近付いて来て、「お客さん、今日は大島近辺で15mくらいの強風が吹いててウネリが酷いからこの場所じゃ釣りできないと思うんですよ。対岸からもう一隻カワハギ船出すんですけど、そっちはまだ空いているから良かったら移りませんか?」対岸に目をやると、確かに空いてる船が見える。船はちょっと古いけど、この場所よりマシだろう、ってことで対岸へ移動、ようやく釣りが出来る状況になったが出船前に既にグッタリと疲れてしまった。

古い船と古い船長に誘われ沖に出てみれば確かに酷いウネリだ。非常に厳しい釣りになった。
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白波を立てながら疾走するOLD CAPTAINのOLD SHIP。俺達は波を被りまくってずぶ濡れだ。

結局この日は3枚ずつ、二人合わせて6枚という貧果に終わった。ちょっと淋しい鍋になりそうだ。
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と思ったものの、良型1枚を薄造りにし、残る5枚を鍋にしたのだが、中年二人には食べ切れない程の量だった。前回の経験から濃厚なダシが出ることはわかっていたので、今回はシメの雑炊も用意。いやいや、もう美味いのなんのって!

釣り自体は発展途上で毎回発見があるし、魚の捌き方には慣れてきたし、ますますカワハギ・モード全開だ!


【釣果】
8時出船、15時沖あがり
カワハギ3枚 (外道多数)


【タックル】
ロッド:TRANSEAカワハギ175タタキH
リール:カルカッタ・コンクエスト301F
ライン:PE1.5号


【本日の総括】
帰ってから船宿のHPを確認すると、ボウズの方もいたようで、やはり難しい日だったようだ。船の揺れの影響もあったのだろうが、午後からは殆どアタリを感知できないで餌を取られるケースが頻発、本当に繊細な釣りだ。そんな時間帯でも隣の常連さんはポンポン釣ってたから腕の違いによる釣果の差は歴然。仕掛けにせよテクニックにせよ俺はまだ試行錯誤の発展途上段階、数をこなして自分の釣り方を確立することがまずは大事だなと思った。
乗船料9000円が重くのしかかるけど・・・。