不健康診断・・・BASSO江戸川橋

年に一度の健康診断で、私は驚愕した。

身長は前年比7mm縮み、体重は13年前に記録した自己最大記録を遂に更新し、腹囲はメタボ判定との境界線に達した。

ヤバい。
ヤバ過ぎる。

緊急事態である。

革命家とパンクロッカーは決して太ってはいけないのである。
ピンク・フロイドが飛ばした豚の意味を忘れてはいけないのである。

とにかく私は一旦落ち着こうと、昼食を摂るために町に繰り出した。

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よりによってBASSO江戸川橋を選択してしまった。
オーダーは特製ラーメン、並盛、味薄め。

ダイエットの大敵ラーメン、これが最期の一杯のつもりでゆっくりと味わいながら頂く。
最近のつけ麺が耐え難く塩辛かったので味薄めコールをしたスープは、晩年の芥川が恐れたぼんやりとした不安のような味になってしまいちょっと残念。
しかし麺も具材も丁寧かつ良質な、美味しいものである。

さて、どうしよう?
食事制限や一時的な運動の増加に頼る減量は、簡単にリバウンドすることを経験的に知っている。
それを裏付けるに足るケーススタディーとして成立するエピソードだが、ライザップに通い劇的に痩せた知り合いが、僅か半年でライザップに行く前より体重が増えるという劇的なリバウンドを目撃した。

昔どこかで読んだのだか、ダイエットとは生き方の選択である。
つまり一過性の儀式やイベントでなく、生きる限り継続的につきまとう命題だ。

さて、どうしよう?

具体的な作戦を練らなければならない。
食欲の秋。
悩める秋。