あんかけ北極・・・蒙古タンメン中本品川店

慣れることは狎れることでもあり、麻痺に繋がりやすい。
反復の危険性。

持病の薬を貰いに出勤前に病院と調剤薬局に立ち寄ったある日、季節柄か病院はそこそこの混雑、調剤薬局はとんでもない大混雑で想定以上に時間が掛かってしまった。

会社には更なる遅い出社となる旨連絡を入れ、とりあえずブランチといこう。
蒲田の荒木屋へ行きたいところだったのだが生憎と冬休み期間中で営業しておらず、代替的に蒙古タンメン中本品川店に向かった。
実に久し振りである。

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測定した血圧はかなり高めであり、往々にして冬場は血圧が高くなりやすいので、私は血行を良くして血圧を下げるべく黄金色に輝く泡立つ炭酸飲料を注文した。
これも広義の治療なのである。

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オーダーは1月の限定メニュー、あんかけ北極、麺硬め。

北極をオーダーするのはいつ以来だろうか?
相当に久々なのだが、苦味すら感じるような激しい辛さで相当に苦戦をした。

毎週のように北極を食べている時には辛さが物足りなく感じることもあり、卓上の一味を足したり、辛さアップのオーダーをしていたが、あの頃の私はどうかしていたのではないだろうか?

刺激に慣れることで舌の敏感さや繊細さが麻痺していたとしか思えない。

繊細さ、敏感さを失うことは、損失であろう。
辛いものを辛い、辛すぎるものを辛すぎると感じられることこそ大事だ。

私の中の辛さ追究の季節は終わったのかもしれない。