もちすぎ君・・・12/23TW

やあ、みんな( ゚∀゚)ノ
僕、もちすぎ君だよ!
とにかく僕はもっている。いや、もちすぎているんだ!
だからゆえの「もちすぎ君」なんだけどね、ははは。

早いもので今年ももう終わる。
恒例の会社の納会は今年は12/25に行われるんだけど、毎年もちすぎ君が差し入れる魚やイカを楽しみにしている憐れな同僚たちから、今年も真鯛のリクエストがあったんだよ。

真鯛なんてリスキーな魚、並みのアングラーなら恐ろしくて安請け合い出来ないと想うけど、もちすぎ君は一言で引き受けたね。
「OK!任せとけ!」

そんな訳でタイラバ専門船に久々にお世話になった。

朝の下げ潮残り、船長が選んだ最初のポイントは鴨居沖75mダチ。
もちすぎ君が準備に手間取りもたついている間に大ドモのアングラーがいきなり1kgぐらいの本命をあっさりキャッチした。
お!これは今日は楽勝なのではないか?

案の定次の流しでもちすぎ君にもアタリ到来、そしてヒット!
しかし掛かりどころが悪かったのか、20mぐらい巻いたところで痛恨のバラし。
参ったなぁ、朝イチの獲物をバラすとその日は負のスパイラルに陥りがちなんだよな。

下げ潮タイムはこのまま船中型を見ず。

上げ潮タイムに入ると大根の東側、本線航路内70mダチへ移動。
ここは深場に落ちた真鯛の定番ポイント。

ここでは2回アタルも針に掛からず。

う~ん、流れが悪い。
いやん、もしかして今日僕は持っていたものを全て失ってしまったのかしら?

しかし僚船から「三海保でバタバタ釣れている」という情報が入り船が全力で北上している時に、もちすぎ君のもちすぎスイッチがonになったんだ。

アタル、アタル、アタリマクル!
小型が多いからかなかなか食い込まないしバレも多いのだが、目測500~800gの食べ頃サイズが3枚良いペースで釣れ上がった。
しかし12月も下旬だというのに、こんな水深35m程のポイントに真鯛が固まっているというのも変な話だよね。
なんでも今年はスーパーエルニーニョが発生しているというし、遠い日本の海も影響を受けているのかもしれない。

さて、食べて美味しいサイズを確保しひとまずミッションはコンプリート。
さあ、あとは納会を盛り上げるド派手な魚が欲しい!

ラスト1時間は第二海保のすぐ南西の55mへ移動。
ドラマは程なくして訪れた。

9m程巻いたのでそろそろルアーを落とそうと親指をクラッチに乗せかけた刹那、
"ガンガン!"
「!」
"ズドン!"
「キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!」

猛烈なアタリ、そして一気に魚が反転して竿がフルベンド。ついにきました良型真鯛
もちすぎた男は余裕綽々のファイト。一気に食い付くアタリは大体がっちりと掛かるものなんだ。

口から内臓を吐き出しながら上がってきたのは3.9kgの綺麗なメス。
この土壇場で今期最大の魚を釣ってしまうのももちすぎ君がもちすぎ君たる所以なのかもしれないね、ははは。

快進撃は続く。

次の流しでは船長の「上げて」の合図と同時にヒット!
こちらは1kg程の食べ頃サイズの真鯛

そして「さっき大きいの上がった近辺もう一度攻めます」と船長のアナウンスがあって再び二海保の55mダチへ。
「どうぞ」の合図でルアー投入。底をとって巻き始めて3mで
"ゴンゴン!"
「!」
"ズドン!"
「またデカイの、キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!」
さっきのよりは引きが弱いけどこれも2kg以上は確実にある強い引き。もってない人々の羨望の眼差しを一身に受けながらも、ついつい笑みが漏れてしまうね。
今度の獲物も綺麗な桜色をした大きな鯛。てっきりメスかと思ったけどオスの真鯛に特徴的なデコッパチ。驚いたな、こんなに綺麗な色をしたオスの真鯛なんて見たことないよ!

そんなこんなで沖上がり。
船中11枚の真鯛が取り込まれたけど、実にその内の6枚をもちすぎ君が釣ったのさ。
数も型もダントツ、自分の持ち具合が恐くなっちゃうよ、っていうのは言い過ぎかな、ははは。

これで憐れな同僚たちも真鯛にありつける。一年が終わる。

来年もまたきっともちすぎ君は現れる。
その時まで、みんなまたね!
良いお年を!

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【釣果】
5時50分出船、14時沖揚がり
真鯛6枚(3.9kg、3.6kg、1.0kg、キロ未満3枚)
 
【タックル】
ロッド:ZENITH零式 LIGHT G-TOP L 
リール:DAIWA RYOGA BAY JIGGING C1012PE-HWL
ライン:PE1号、ハリス:フロロ5号
 

【本日の総括】 
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数も型も今シーズンのベスト!
宣言通りに会社の納会用の真鯛を確保し釣果のみならず気分も最高である。

後半に訪れた一瞬の時合いに上手くハマれた。この釣りに必要なのは集中力と忍耐力、そして諦めない心だと改めて思った次第。

釣り上げた6枚の真鯛にペットボトル氷を入れるとクーラーの蓋が閉まらなかった。
間違いなく私の真鯛釣り史上、最大重量のクーラーだった。


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