初物…11/3庄三郎丸

秋が深まると、アマダイが恋しくなる。
釣りを通じて移りゆく季節を実感出来るのも釣人の特権だ。

私は今シーズン初のアマダイを釣りに平塚の常宿に向かった。

しかし私のアマダイ釣りにおける常船、22号庄三郎丸は今期はLTウイリー船と化している。
受付で確認すると、アマダイ船はヤクザ船長操船の12号船と、おっとり船長操船の7号船の2隻。

私は12号船の左舷ミヨシ2番手を確保した。

出船時間が近くなり船長が船に乗り込んできたのだが、アレレ?かつて12号船を操船していたヤクザ船長は7号船に、そしてかつて7号船を操船していたおっとり船長が私の乗る12号船に乗り込んできた。
私は任侠フィッシングを覚悟していたのだが、肩透かしを喰らった格好である。

予定を変更しのんびりと釣りを楽しもう。

港を出たおっとり操船の12号船、定番の瀬の海とは真逆の東に舵を切り、最初のポイントは茅ヶ崎沖80~90m。

さあこのポイント選びは吉と出るか凶と出るか?

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吉と出た!
今期初物は39cmのまあまあサイズ、念願のしゃぶしゃぶサイズには及ばないものの開きにするには大き過ぎる、正に昆布締めを作るに最適の教科書サイズだ。
よしよし。

鼻ったらしを1尾挟んで3尾目は…

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33cm。
針を飲まれることも多いアマダイだが、これは掛かりどころ最高!
気分良い1枚。

しかしこの後は平塚沖50~60mの浅場で小型の数釣りを終日展開、瀬の海100m前後の個人的にもっともドキドキするポイント(大型も出るし美味しい外道も多数)は一切攻めず、個人的にはやや消化不良の釣りとなった。

まあいいや、シーズンはこれからが本番、寒い盛りにしゃぶしゃぶが出来るように、今後も折に触れて通うとしよう。



【釣果】
6時出船、13時40分沖揚がり
アマダイ6尾
外道:アカボラ、ガンゾウビラメ、トラギス、イトヒキハゼ
 
 【タックル】
ロッド:アルファ・タックル エアボーンスティック30T-200
リール:SHIMANO SPEEDMASTER201
ライン:PE1.5号
 
【本日の総括】 
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素晴らしい秋晴れ、沖から周期の長いウネリが入っていたものの海もベタ凪、最高の釣り日和でありました。
海に浮かんでいるだけでも気持ちイイのに、おまけに魚まで釣れちゃうのだからたまらない。

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大きい2尾は昆布締め、小さい4尾はウロコを落とさず3枚に卸して松笠揚げ風に。
久し振りに食べる上品な白身はやはり旨い。

しかしこの釣りは数より型に拘りたい。

50cmを目指してまたチャレンジしよう。