反政府デモ…米山(赤羽)

刺身はとうに諦めた。
でもなんで半焼きまでもが規制されなくてはならないのだ!?

私は慟哭した。

元釣友、今は飲み友のさいたま在住DDVセンパイと赤羽の米山で久々に飲んだのだが、刺身は勿論米山の看板メニューであった半焼きすらもメニューから消えていた。

お前ら川内原発再稼働させといて、半焼きレバーを禁止するのかよ!

何かがおかしい。
何かが狂っている。
大事なところが麻痺している。

しかしそれも仕方がないことなのかもしれない。

世界を良くしようと思った時に、いや、そこまで大きな話でも無くていい、例えば自分の会社を良くしようと真剣に考えた時でさえ、私は酷い無力感に襲われる。
そこで重要なことは無力感に囚われて全てを諦めないようにすることであり、自分自身を良くしようという気概を忘れてはいけない。
結局のところ世界を良くする為に自分自身に出来ることと言えば、自分が良く生きることしかないのである。

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米山の良心、あっさり煮込み。
カツオだしと醤油味の汁にトロトロのシロ、具材はこんにゃく薬味はネギという潔ぎ良さ。
しみじみと旨い。

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世界最高峰のつくね。
これは元々半焼きが存在しなかったこともあり、変わらぬ旨さだ。

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ウェルダンのナンコツも悪くは無かった。

勿論総合的には最高のもつ焼き屋であることには変わりないのだけれど、それでも私は何か納得できない思いが、それは米山に向けられたものではなく世間に向けて怒りたい気持ちがどうしても消えなかった。

暴力を否定する私は、DDVセンパイを誘い駅前のしけたカラオケ店に入り、香ばしい中年男性二人で報われない思いを歌声という名の怒声に変えて、心の安寧を図ったのであった。