遅く起きた土曜日には…7/4野毛屋
前夜仕事で遅くなり帰宅は午前0時を過ぎた。
夕食もまだだったのでサラダをアテにワインを1本空けて昏倒。
意識を取り戻したのは午前6時であった。
雨の予報が出ていたので釣りは諦めていたものの、外は随分明るい。
曇り空だが雲が薄く、雨など全く降りそうな気配がない。
なんだよ、むしろ釣り日和じゃないか!
釣りは諦めて家事とジョグとラーメンの日にしようと決意。
しかしシャワーを浴び洗濯をしているうちに何でもいいから船に乗りたい気持ちが湧いてきた。
真っ先に思い浮かんだのは川崎つり幸の午後アジ船だが、我が家の冷凍庫には潤沢にアジの干物のストックがあるので、結局いつもの宿に向かうことに。
長年お世話になっている船宿だけど、考えてみると午後船だけ乗りにいくのは初めて。
走り慣れている道の風景もいつもと雰囲気が異なり新鮮だ。
交通量が多くていつもより余計に時間が掛かったけど。
さてガラガライメージの午後フグ船だがこの日は片舷9人とまずまずの盛況。
私の釣座は右舷の前から数えても後ろから数えても5番目という哀愁シンメトリー胴の間。
これは割り当てが少なそうだ…。
平潟湾を出て船が巡航速度を上げると、南西風の影響で右舷は潮を被った。
こりゃたまらんとトモへ避難したらあらビックリ!
午前アジから続けて乗っていらっしゃるとのこと。
奇遇ですね。
さて肝心の釣りはというと、前日トップ50尾(は客ではなく船長の釣果なので追風参考記録に過ぎないけど)という爆釣だったのでそこそこイケルと思ったのだが…。
まず潮が速い。
伝統的ナツメ型のカットウではなく、新世代の丸型8号カットウを使っていたのだが、着底後にテンションを抜くとカットウが転がっているような感触があり、道具が落ち着かない。
次に魚に食い気がない。
船中ポツリポツリとは釣れるので魚が居ない訳ではなさそうだが、連チャンが全くない。
そして釣れ上がる魚のサイズが小さい!
昨秋釣れ盛ったヨリフグが成長したであろう20cm弱のサイズが中心で、白子の時期としては不満が
残る。
結局私は前回は全てリリースしたサイズのフグを3尾で終了。
白子は完全に諦めていたが、うち2尾からポークビッツサイズの白子が出てきて一応持ち帰りました。
船中も0~7尾(トップは勿論calmさん)と低調だったので、及第点ということで自らを納得させたのでありました。
【釣果】
12時30分出船、16時沖揚がり
ショウサイフグ3尾
(外道:サメ)
【タックル】
ロッド:マニアス・フグ・リミテッド
リール:SHIMANO ステファーノ201
ライン:PE1号
【本日の総括】
数は腕、型は運と申します。
この状況、あの釣座で小型ながらも3尾釣れれば私としては上出来なのでございます。
おまけにcalmさんからはアジのお裾分けを頂き(ありがとうございます!)冷凍庫に干物ストックがあるから諦めたアジの刺身を頂けたのは嬉しい誤算!
またこのアジが旨いのなんの!
醤油の表面にサーっと脂が滲むんですよ!
小型のフグは釣趣はイマイチだけど刺身は極上だし、ポークビッツ白子も一応白子ポン酢で美味しく頂きました。
午後船乗って大正解な土曜日。