無根性…2/21庄三郎丸

耳を疑った。

「アマダイ狙ってるんだけど釣れないんでお土産釣りに切り替えます。」

こいつは何を言っているのだ?
まだ11時前だぞ?

水垢が出てきてメダイやスミヤキが浅場に浮上してくると、底物のアマダイは当然釣れなくなってくる。

シーズン最末期。
数が釣れないことなど百も承知だ。

こっちだって最終戦のつもりで覚悟を持って臨んでいるのだ、舵を握る方だって覚悟を持てよ!

船はウイリー船で出船していた17号船と合流した。

そして楽しい五目釣りが始まったのであった。

イメージ 1
 
【釣果】
7時出船、13時30分沖揚がり
アマダイ1尾(外道:ガンゾウビラメ、トラギス、ムシガレイ、アジ、サバ)
 
【タックル】
ロッド:alpha tackle AIRBORN STICK30T-200
リール:SHIMANO SPEEDMASTER201
ライン:PE1号、オモリ:40号
 
【本日の総括】
貸竿の若者も乗っていた状況でのお土産釣りを全否定するものではないが、いくらなんでも諦めが早すぎやしないだろうか?

私はアジが釣りたければアジ船に乗る。

目一杯アマダイと対峙出来なかった消化不良感が残った最悪の釣りであった。

隣の船宿も貧果ではあったが、51cmの大型アマダイが釣れていた。
これでしょう!この姿勢でしょう!

ホスピタリティの難しさ、私と相性が悪かったというだけのことであろう。

真鯛もアマダイも最悪の締め括りとなってしまった。