針が曲がる…5/31野毛屋

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 リールのハンドルが重くなり、竿先が曲がる。
 
その度に気分が萎える。
 
竿を曲げているのは魚ではなく天敵アカクラゲだからだ。
 
底付近にアカクラゲが多いポイントでは真鯛がタイラバに反応しない。
 
厳しい闘いになりそうだった。
 
上げ潮の流ればな、70m台の深場を攻めている時だった。
 
底から3m巻いたところで力強いアタリ、そしてそのままフッキングしてドラグがフル稼働。
アタマを振る感触が伝わってくる。真鯛だ!しかも大きい!
 
竿を頭上に持ち上げるようにゆっくり追いあわせを入れる。
 
しかしその直後、
 
「バレた!」
 
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【釣果】
7時15分出船、15時20分沖揚がり
外道:マサバ
 
【タックル】
ロッド:ZENITH零式 LIGHT G-TOP L 
リール:DAIWA RYOGA BAY JIGGING C1012PE-HWL
ライン:PE1号、ハリス:フロロ5号

【本日の総括】 
かつては金龍ヒラマサ針などのゴツイ針にガチガチドラグでのパワーファイトが主流だったタイラバも、遊動式が普及してからは刺さり重視の細軸が増えてきた。
 
最近ガマカツの真鯛王10号を使うことが多かったのだが、この日は某有名ルアーにデフォで付いていた細軸の針を使っていた。
 
バラしたあとルアーを回収して針先をみると、針先がひしゃげ押し潰されたように曲がっていた。
なんだ、コレ?
 
恐らく鯛の上顎の硬い所に針が刺さったものの貫通できずに曲がってしまったものと思われる。
このような形でバラしたのは初めての体験。
 
針の強度の限界を身を以て証明したということで、今後に教訓を活かすべく前向きに捉えよう。
 
あと外道で釣れた大きなマサバ、脂はそれなりに乗っていたものの血合いが多くて酸味がきつくとても食べられたものではなかった。
 
何もかもダメだ。