2015-06-01から1ヶ月間の記事一覧

昨日にまさる恋しさの 湧きくる如く高まるを 忍びて堪え何時までか 悩みにいきるものならむ。 もとより君はかぐはしく 阿艷に匂へる花なれば わが世にひとつ残されし 生死の果の情熱の 恋さへそれと知らざらむ。 空しく君を望み見て 百たび胸を焦すより 死な…

かろうじて…6/28野毛屋

華麗なる13連勤。 久々の休みである日曜日は随分前から雨予報が出ていたが、前日に突如晴れ予報に変わった。 これは釣りの神が私にくれたご褒美かもしれない。 私は最も乗りたい船で最もやりたい釣りをやるべく金沢八景へと向かった。 前日はアタリすらない…

うんざり・・・新角(有楽町)

間違いなく長い会議となるだろう。 私はうんざりした気分で会社に向かっていた。 満足に昼食など摂れないかもしれないな。 比較的余裕を持って家を出たこともあり、私は出社前に有楽町の新角でカレーを食べることにした。 カレー500円。 塩分と小麦粉感の強…

CBA・・・江戸川橋大勝軒

店内に額装された巨匠・山岸一雄直筆の「王道」の色紙が最早笑えない冗談にしか見えぬほどに邪の道を突き進む江戸川橋大勝軒。 カレーかラーメンを食べたいなぁと漠然と考えていたある日の昼時、その両方の欲求を同時に充たすことのできる弁償法的合理的解決…

かけもち君・・・ナポリの殿堂(池袋駅)

やあ、みんな! 僕、かけもち君だよ! とにかく僕は掛け持っている。 それが故のかけもち君なんだけどね、ハハハ。 まったく、日曜日に休日出勤が入ったのみならず、現場が多岐にわたってしまったよ。 複数の現場をかけもち、いずれも無難にこなすあたりが、…

軽くつける。・・・ちょっくら赤羽店

長丁場の休日出勤。 乗り換えの途中で腹拵えをすべく、赤羽駅構内の店に何も考えずに飛び込む。 ランチメニューのそばは、そばつゆベースの黒つけそばと、ゴマダレベースの白つけそばの二種。 どうやら写真を見る限り日本そばとつけ麺のハイブリットのようだ…

アルク

メランコリーに捕まって、私は会社を飛び出した。 暮れ泥む多摩川の土手を歩く。 消えたくなる気持ちを押し殺し、あてもなく歩く。 音楽を聴きたかったが、iPODは家に忘れてきた。 西陽の残滓で生温くなった部屋で、私はアジの干物を焼く。 初夏の東京湾産金…

走飲食・・・蒲田荒木屋

土曜日。 夕方より休日出勤につき釣りはお休み。 それでも6時にはぱっちりと目覚めてしまう。 釣り人の性である。 多摩川の土手をハシル。 10.77kmを1:04:15かけてハシル。 ランニングアプリによると消費カロリーは790kcal。 まずはシャワーを浴びてビールを…

サンプラザ中野・・・富士そば

マイケル・シェンカーの来日公演を観に中野サンプラザへ。 グラハム・ボネットの前座付きで長丁場となりそうなので目についた富士そばでサクッと晩飯。 オーダーは天玉そばと缶ビール。 なんでしょ、この天ぷら? サクサク食感を遥かに通り越えたバリバリザク…

有楽町カレー戦争・・・インデアンカレー

バタバタして昼食を摂り損ない腹を空かせて有楽町、午後4時。 最近馴染みの新角でカレーでも食べようかと思ったけど、ふと考えれば有楽町には久しくご無沙汰の美味しいカレーがあることを思い出した。 インデアンカレー、卵入り。 新角とは全くベクトルが異…

お湯で割る

まずはコップにお湯を注ぎ、次いで焼酎を注ぐ。 それが芋焼酎のお湯割りを作る作法であり、逆の順番は決して有り得ない。 私は芋焼酎のロックが好きなのだが、鹿児島の親類は暑い夏の鹿児島であっても必ずお湯割りで飲む。 最近私も美味しい芋焼酎に関しては…

続・食べ比べ・・・蒲田荒木屋

荒木屋の冷し味噌野菜と中本の冷やし味噌やさいを食べ比べて双方旨かったので、もう一度荒木屋で冷し味噌野菜を食べてみようかと釣りにいけない日曜日のブランチは蒲田へ。 やべえ、やっぱり荒木屋すげえ。 ボリュームの違いが満足度の違いに直結してしまう…

依存…浜(金沢八景)

食事、特に夕食はアルコールと一緒に頂くと旨さが何倍にもなる。 アルコールは人生を豊かにするスパイスである訳だが、同時に酔った状態は頭の働きを鈍くするので人生を損なう毒でもある。 本質的に私は暗い人間である。 自らの存在のおぞましさから逃れる為…

KAN kills MIN・・・赤羽「米山」

哀しい。 もうレバ刺が食べられないのだ。 あんなに美味しいものが、もう食べることが叶わない。 実際に豚レバーがリスクを伴う食材だということは知っている。 後輩に連れられて行った怪しげな店のレバ刺を食べて全身に激症蕁麻疹を発症したこともある。 だ…

食べ比べ・・・蒙古タンメン中本東池袋店

痛い。 腰が痛い。 心も痛いが腰も痛い。 たまらず会社を抜け出してリハビリへ。 しかしこのリハビリって奴は全く効果を感じることが出来ないのである。 ぞろぞろ鍼を打つべきかもしれない。 そんな虚しい治療の後は、確かな手応えのある食事が欲しくて蒙古…

ハシル/bloodthirsty butchers

思いは儚くつぶれ かき乱す手の中に汗 おびき出す声に 耐えられずこの道を 何処で行き止まるのか ここはけもの道 今出来る事は とにかく走る それしかなくて 思う前に早く 戸惑うほど言い訳に からみつくふり破れ 過ぎたこと忘れよう でも握るこぶし 張り上…

美食リレー…6/13野毛屋

梅雨の晴れ間の土曜日、久々に休日出勤の無い週末、思い切り釣りがしたいし美味しい魚も食べたい。 となると私の選択は一択、野毛屋の午前アジ・午後フグリレーである。 「アジを釣りたい、食べたい!」と盛んに言っていた会社の同僚にして我らがバンドのギ…

不自由な読書

読書は好きだが活字中毒ではない。 悲惨かつ滑稽な「サラリーマン」を生業とし、釣りとバンド活動を趣味とする日常を送っていると、“読書に没頭する”という贅沢な時間を創出することは極めて困難だ。 ところで「良い小説」とは最高の表現形態である。 芸術的…

高血圧・・・蒙古タンメン中本目黒店

持病である高血圧と高尿酸血症の薬を貰うために月に一度の病院通いは欠かせない。 ふんわりおっとり系の地元町医者は名医とはとても言えないけれど、所望すればするだけ簡単に薬を出してくれたりしてなかなか使い勝手が良く、キャラクターも含めて大好きなの…

19歳

私が実家に釣れた魚の差し入れに行くと、真っ先に迎えに来てくれるのがネコさんだった。 時は等しく過ぎ去るが、私の個人的な時間の経過よりも実家のネコさんの時間の経過は遥かに早いようだ。 19歳。 人間ならば未成年の年齢も、猫にとっては後期高齢者だ。…

土曜日のブランチ・・・蒲田荒木屋

土曜日。 休日出勤につき釣りは無し。 となると、釣りに行けない休日の定番ブランチとして定着してきた感のある蒲田荒木屋へ当然の如く向かう。 オーダーは冷し味噌野菜、麺硬め。 最初にある程度の野菜を片付けないと麺をつけるスペースがないような気がす…

ブンブンブン

先日大手術を施した我がメインベース(通称・男の一本)を遂にスタジオで鳴らした。 ここのところ現行モデルのstingrayを使うことが多かったのだが、このプレアーニー(アーニーボール社に買収される前)のstingrayは現行モデルとは全く方向性が異なる楽器だと再…

腰とコク・・・蒙古タンメン中本東池袋店

腰痛のリハビリ終えたらついでにランチも済ませてしまえと池袋へ。 蒙古タンメン中本東池袋店、五目味噌タンメン、麺硬め。 最近北極が続いていたのでたまには気分を変えてゴモミ。 北極ラーメンと荒木屋の大辛肉味噌麺とのコクの違いに驚く昨今だが、五目味…

アレルギー

幼い頃からアレルギー体質である。 成人してからは杉花粉と檜花粉には特に苦しめられている。 よく、「でも海の上ならば花粉は飛んでないんでしょ?」と言われるが、誤解も甚だしい。 花粉の悲惨距離(飛散の間違えだがこの方が本質を捉えているので敢えて訂…

定番化・・・新角(有楽町)

JR有楽町駅の改札を出るとそこはかとなく漂うカレー臭。 それが加齢臭であれば一目散に逃げだすが、カレーの臭いであればついつい引き寄せられてしまう。 気が付けば私はまたしても新角の券売機の前に立っていた。 オーダーは勿論カレーライス。 ライスが見…

大脱走・・・蒙古タンメン中本東池袋店

会社を抜け出してランチは東池袋の中本で。 オーダーは個人的な夏の風物詩的メニューである北極ラーメン、麺硬め。 今日の北極ラーメンはいつもより油が多かった気がする。 仕込み調理でもブレがあるのは考えてみれば当然だ。 最近は蒲田の荒木屋に行くこと…

ネーミング・ライツ・・・蒲田荒木屋

釣りに行けない休日のブランチとして定着してきた感のある蒲田の元祖旨辛系タンメン荒木屋。 夕方から仕事が入っていたこの土曜日も当然開店と同時に店内に雪崩れ込む。 何を食べてもハズレなどないことは充分に理解した。 よってこの日は未食のメニューに狙…

徹夜明け・・・蒲田荒木屋

漁師的生活を送るようになって幾年月。 気が付けば早寝早起きを好み夜更かしを憎むという、完全に夜型であった30台半ばまでとは真逆の日常になっている。 しかしたまには仕事絡みで深夜3時に帰宅するようなこともあるが、はっきり言って朝型が身に付いてしま…

居抜き・・・ラーメン二郎環七新代田店

私が世界で一番好きなバンドのリーダーが彼方側へと旅立ってから丸二年。 私は仕事もそこそこに新代田のライブハウスに顔を出した。 「忘れないこと」は私が出来る限りの最大の弔いであり、私が私であり続ける為の通過儀礼でもある。 で、折角新代田まで来た…

持過君的釣果…5/31野毛屋

土曜日の夜に休日出勤。 翌日曜日には釣りをしたいので用事が済んだらさっさと帰りたかったのだが、小笠原沖を震源とする不穏な地震があって電車が止まってしまった。 殺伐とした空気を放出する群衆との接触を避けるため、同僚たちと居酒屋で飲み食いしなが…